食物残渣乾燥機の導入にあたって
食品加工工場においては製造過程にて発生した汚水や残渣の処理は必ず発生し、その処分料金は排水に含まれる物質を取り除けば取り除くほど高額になってしまいます。
排水の基準は水質汚濁防止法や自治体の排水条例によりますが、生活環境の改善と水系の保全の観点と排水する企業の環境に対する配慮が問われる昨今では、よりきれいな処理水とすべきであります。
同様に製造工程で発生した残渣は産業廃棄物として、収集と運搬の許可を受けた業者に委託して適正に廃棄されるべきです。
排水も残渣もできるだけ少量であればそれだけ処分費用は減額されるので、事業者にとってはコストカットを実現したい点でもあります。
山本技研工機株式会社は、汚泥や残渣などの処理に関する機器を製造販売する事業を展開する会社であり、これまでに民間の工場から自治体の施設まで幅広い納入と維持管理の実績を誇っています。
食物残渣乾燥のためのロータリーコイルドライヤーは、茶殻や珈琲粕や無機脱水汚泥などの無機や有機スラッジのほとんどに対応した乾燥機です。
単に乾燥する能力に長けているだけでなく、わずかなキャリアエリアで処理が可能なので限られたスペースしかとることができない場所でも設置が可能となり、熱効率が高くて排気風量が少ないことが特徴です。
国内自社工場で製造するメリットを活かして、さまざまな処理対象物に追従ができ、連続式やバッチ式や連続2段式などのバリエーションから選ぶことができます。